中古車を試乗する際には、ただ運転して乗り心地や運転のしやすさを体験するだけでなく、備品やエンジンルームの確認も忘れないようにしましょう。
備品については、マスターキー、スペアキー、スペアタイヤ、車載工具、取扱説明書、点検記録簿が揃っているかをチェックしましょう。
特に、リモコン付きのキーの場合は、実際に操作して問題がないかを確認しましょう。
この他、スペアタイヤの状態や車載工具が揃っているか、カーナビゲーションシステムやオーディオの取扱説明書があるかも確認しましょう。また、点検記録簿に記載されている整備状態の確認も必要です。
エンジンルームは、エンジン、オイル類、バッテリー、マフラー、ベルト類のチェックが必要です。
エンジンは1発で始動するか、異音がしないか、オイル類やバッテリーは、油量・液量が不足していないかを確認しましょう。
マフラーはサビ、穴がないかを確認し、音や色に不自然さがないか、ベルト類はボンネットを開けて、張り具合や劣化がないかを確かめましょう。
車に関する知識のあまりない人が、エンジンルームを詳細まで確認するのは難しいことでしょうから、分からない場合は、販売店の従業員に聞くとか、車に詳しい人に付き添ってもらって、確認して貰うというのも良いでしょう。
試乗した時は、ハンドル操作時の振動やブレ、直進安定性、アクセルやブレーキの利き具合、ミッションの状態を確認しましょう。
走行中、ギアチェンジが円滑に行えるかどうかを試すと共に、メーター類の針がブレたりしないかを確認しましょう。
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