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産後うつの原因となりやすい時期

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産後うつの原因となりやすい時期

後うつの原因はホルモンの変化と疲れです。出産をする際、妊娠中に分泌されていたホルモンはすべて、胎盤とともに一気に体外に排出されてしまいます。

このため、産後は体内のホルモンバランスが急激に変化し、この変化が自律神経系に影響を及ぼして、分娩時のストレスに伴って「マタニティーブルー」があらわれます。

これに加え、育児への不安や母親としての無力感とともに疲労が増幅されると「産後うつ」へと発展していきます。

これは、症状の強弱に差はあっても、誰にでも起こり得るものですが、ママの性格や環境によっても強弱が現れます。

特に注意が必要なのは、性格的に真面目な女性と、夫の帰りが遅い核家族の場合です。

また、産後うつになりやすい時期は産後1ヶ月から3ヶ月までです。最もホルモンバランスが崩れるのは産後3〜5日くらいで、それも、10日目頃には徐々に元に戻ってきますが、問題は疲れです。

出産で疲れ果てている状態で育児が始まると、疲れがさらに蓄積されます。それでも、1カ月くらいは無我夢中で育児に集中するため症状は現れませんが、産後1ヶ月の検診が終わって一息つく時期になると、「産後うつ」になる女性が多くなります。<

また、里帰り出産をして親元で過ごす時期は、両親に手伝ってもらったり、話し相手もいるためうつにはなりづらいのですが、里帰りから自宅に戻った後にうつになる可能性が高くなります。

このように、産後1ヶ月〜2ヶ月くらいをピークに現れる「産後うつ」は、一時的な状態です。

生後3ヶ月くらいになって、赤ちゃんが落ち着いてくると体調も元に戻り、また頑張ろうという気持ちになります。

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