「キャッシュフロー」は、資産運用を考える上で大切な概念です。キャッシュフローとは資金(現金)の流れという意味ですが、資産を運用するにあたっては、プラスのキャッシュフローがあることが極めて重要になります。
資産には、キャッシュを生むものとキャッシュを外に出すものがありますが、資産運用における資産は、その資産の生み出すキャッシュフローが重要となります。
自家用車を保有すると、ガソリン代や車検代、整備費など様々なキャッシュアウトが必要となりますが、これによるキャッシュフローはありませんから、マイナスの資産となります。
かつてのバブル時代、土地は資産運用の中でも王者的存在でしたが、土地という資産だけではキャッシュフローは生み出しません。
例えば、どんなに土地評価額の高い一等地に土地を保有していても、それだけでは、キャッシュフローは生み出しません。それどころか、固定資産税などの支払いが生じるため、マイナスのキャッシュフローとなります。
アパートを買って他人に貸す場合は、土地とは異なり、賃料収入というキャッシュフローが発生しますので、土地を活用すれば、キャッシュフローを生み出す投資対象の資産となります。
株式は、資産運用の代表的な商品で、配当金や株主優待といったキャッシュフローがあります。
もし、現金による配当金が無い場合は、投資先企業が黒字で利益をあげている場合は、その会社に内部留保という形で資金が入っていることから、結果的には、投資家に対しても株価の値上がりという形で反映されます。
ファクタリングとは